- 2008-08-26 (火) 10:44
- BL小説(作家名・さ行) | 沙野風結子
シャレード文庫、沙野風結子さんの「天獄の雨」です。
あれ?私もしかして、沙野さんが初めましてのレーベルばかり選んで読んでる?
そういえばこれ、一番先に買った沙野さんの本だったのに、読むの一番後になっちゃった。嫌いな話じゃなかったのになんでだか読むのにかなり苦労しました。
それよりも作家様方!! お願いです、あまり読みつけない珍しい名前を登場人物につけないでください。
出てくるたびに「・・・なんだっけ?」って思考が中断されちゃうんですよね。そのたびにページをさかのぼって振り仮名のついているのを探して・・・これも、そういうのがあって、それでかなり時間食っちゃいました。読み流しちゃってもいいんだけど、頻繁に出てくる苗字だから気になるんだよ~ゥェ─。゚゚(ノ´Å`ヾ。)゚゚。─ン
って言うか、あれだ・・・これ読みながら他の作品に浮気してふらふらしているからそんな目にあうのよね^^;)
因縁がらみのファンタジー⇒アラブと続きまして、今回のお話はヤクザと麻薬取締官(マトリ)の組み合わせです。
ひたきさんの絵が良いですよね~これを一番最初に読もうと思って選んだのも挿絵がひたきさんだったから…なのに、すいませんも。もっと好きな人に押されてしまい後まわしになってしまいました。:゜+(oノ丱`o)テヘ+゜:。
既にかなり出遅れているので、な感はかなり強いですが、そんなの今に始まったことじゃないので気にせず行きましょう。
麻薬捜査官、矢崎忍は最近東京都心を中心に巷で流行しはじめている「デッドオアアライブ」と言う名前の麻薬の調査のために警察と組んで動くことになり、販売ルートに絡んでいるという有力の広域暴力団、壬(みずのえ)組の内部を調査するために壬組の組長、壬豪馬の従兄弟である加駕榮旗(かが えいき)と言う男に売人を装って取り入ろうとするのですが、マトリと言うことがばれてしまい逆に二重スパイをさせられることになってしまうのです。
なんだかこれしょっぱなからなんだかすごくえろくないですか?
って言うようなことを公共の場とも言えるところでやっております。なんかこう、小説って、絵が無くて文章だけなので妄想が妄想を呼び、脳内で大爆発を起こしてしまうので絵がある以上にとんでもない状態が頭の中で繰り広げられてしまい、更にとんでもないことになってしまうというような、とんでもないことをやってるような気がするよ、ねえ、そう思わない?(←って誰に聞いてんだか…?)
読んでいてちょっとだけ残念に思えたのは、忍の相手役の加駕が、若干影薄く感じるところでしょうか?
加駕はヤクザの組長の従兄弟という設定の割りに良い人でしたよね~。ヤクザだからって、全ての人が強引傲慢な悪人とは思えないので特にその部分は自分的にはOKなのですが、そういう部分を期待して読んじゃった人にはちょっと肩透かしと感じる部分はあるのかもしれませんね。
それより、忍の過去と深い係わり合いがある脇役のほうがインパクト強かったので、そっちに持っていかれちゃったよん♪という感じは否めない。
忍が薬の禁断症状から来る感情の起伏についていけなくて、自分を制御するためにマトリの仕事を優先させようとして、加駕の従兄弟の壬豪馬に取り入ろうとした後、嫉妬で余裕なくなっちゃうところはかなり萌えでしたけど(笑)
こういう麻薬を取り扱った作品を読んだりすると自分が親である感情のほうが前面に出てきてなんともいえない気持ちになることがあります、今回はヤクザがらみでしたけど、今はそれだけじゃないですもんね、この話の中にもちょっと出てきたけど、インターネットなんかで何でも簡単に手に入ってしまう、犯罪から子どもを守るのはだんだん難しくなって来てますね。
・・・ん?感想が話の内容からかなりかけ離れたところに来ているような?^^;)
自分の出生にとてつもない秘密が隠されていた忍。それを知らずに逝った母親は忍を愛してくれたけれど、知っていた父からは疎まれているとずっと思っていた。それを中学の時に父親から知らされて疎まれている理由を知りずっと苦しんできたのに、更に追い討ちかけるように本当の親兄弟の事をとんでもない状況で気づかされてしまう。
だからこそ、本当は自分が思っていたよりもずっと親から愛されていた子どもだったんだなぁって事がわかる件は良かった。
この話、いろんな意味で色々考えさせられる話でありました、うん。私は嫌いじゃないですよ^^
天獄の雨 (二見シャレード文庫 さ 7-1)
著者/訳者:沙野 風結子
出版社:二見書房( 2007-08 )
定価:¥ 580
文庫
ISBN-10 : 4576071416
ISBN-13 : 9784576071411
次何を読もうかな~虫シリーズはとても気になる作品ですが、痛いとか聞いているのでかなり躊躇しています。
もうちょっとソフトな沙野作品でお勧めを教えて下さい。
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