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エス-裂罅-【英田サキ/illust 奈良千春】

待ちに待ったシリーズ第三弾、二人の関係がどのような変化を見せるのかすごく気になっていました、届いて早速パラ見して、その時点ですでにもう胸締め付けられるような感覚を味わってしまいました、奈良さんのイラストもまたやばいくらいいい…この人くらいこの話にぴったりの絵師さんは居ないだろうと思うくらい嵌っているからそれがまたストーリに深みを与えるのでしょうね。

この表紙がお互いの胸の内や関係をすべて物語っているようです、見ていると妙に目頭が熱くなって困りました。

宗近に会いたいと思った。

それは刑事としてでなく、愛しい男に会いたいという恋情のからの切望だった。

ならば会ってはいけない。決して会ってはいけないのだ。

感傷的な気分に囚われたまま、椎葉は顔を上げた

頭上には星一つない黒い夜空が、どこまでも広がっていた

先を読むのが怖いような、なのにとても気になって気になって仕方なく…これほど心を揺り動かすBL小説って貴重なのかもしれません。

他の書評サイトさんも書いてますが、ほんと回を重ねるごとに重くなってますね、椎葉の苦悩、宗近の苦悩、そして椎葉の義兄篠塚の心中もかなり複雑さや葛藤が増している気がします…。
この本ほど感想を書くのが難しい本は無いですね、思うところい沢山ありすぎて上手く書けない、振り返ってみればエスの1作目なんか感想らしき感想かけなかったですもの、ツボに嵌りすぎて言葉が出ないと言う感じで。

CDも聞きましたが重い雰囲気が漂ってますよね、特にー咬痕ーの方が…BLCDってあまり聞いたことが無いのでなんとも言えないですけど、こんなに重い雰囲気が漂っているドラマCDって珍しいんじゃないですかね?
宗近が椎葉の事を開放してやろうとして、わざと無理矢理のHシーンをする所やその後永倉に自分の心の弱さを吐露するシーンなんか痛々しいくらいです。
かなり端折っているということは判るのですが、重要なポイントは抑えてあるからか、物足りなさは私はさほど感じませんでした。

心配していたキャスティングも思っていたほど違和感を感じなかったので一安心。

声は聞き覚えがあっても声優さんの名前を意識してアニメなど見たことが無いので声優さんの名前だけ挙げられてもどういう声の人…などと言う事は殆どわからないのです、たとえばXXのアニメの○○の声の人と言う言われ方をすれば判るかもしれません、篠塚役の三木さんがポケモンのコジロー役だと聞いて最初は全然違う雰囲気だと驚いたのですが、何度か聞いているうちに「やっぱ、コジローだよ!」と一人含み笑いをしてしまったんですよね。
椎葉役の神谷さんも聞き覚えのある声で、「あぁこの方が神谷さんって言うんだ」と今回改めて確認してしまった次第です。

そう言えばCDを聞いていて「咬痕」ってサブタイトル
「はっ!そう言う意味でもあったのか!!」と改めて気づいた部分などもあり(と言うより気づかなかった方が不思議な事なのですけど)新鮮な気持ちも味わいました。

ところで、鳥人さんの感想でも書きましたけど「相互依存」

成層圏の灯の英と佐伯の二人が良きパートナーシップを取り「相互依存」出来る関係ならば、この二人は表面上はそう見えても深い部分ではそうではないのですよね、何よりも深い信頼関係が無ければ成り立たない間柄ではあるものの、情に流されてしまっては冷静な判断が出来なくなる、故に全てをさらけ出す事が出来ずにそれが苦しみにも繋がる。

愛しい男に会いたい、なのに会うことが出来ない、会えば情に流され相手におぼれてしまう。そんな関係では無いはずだから、だから会うことが出来ない……こんなに辛い事ってあるでしょうか?

エスと刑事と言う立場上それは当然の事なのでしょうけど、その確固たる決心が見ていてとても痛々しい、だから読んでる方も辛いです……。

ただ、そんな複雑な心情を加味した上でも、自分の弱い部分をさらけ出す事はそんなにいけないことなのかとどうしても思ってしまう。宗近との事だけでなく前作で出てきた同僚の永倉、彼を目の前で殺された事、それもまた椎葉を苦しめているようです、そんな風にぎりぎりの状態で張り詰めている物が何かの拍子にふつりと切れた時、人はどうなるのか…もうここら辺私の理解の範疇を既に超えてます。

それでも、どう考えても椎葉は今のこの仕事を辞める事など出来ないでしょうし、宗近だってそれは同じ事、共に相手に対する気持ちが痛いくらいに伝わってくるのに、どうしてこんな出会い方をしてしまったのか……

いや、きっとこんな出会いをしてしまったからこそ強く惹かれあってしまうのかもしれません。

宗近は少しでも椎葉の安らぎの場所でありたいと、そうあれればいいと思っている様ですが、ただのやくざと刑事の関係ならそれもあったかもしれないのだけれど(いや、それもまたそれでかなり難しい事は判りますけどね)この二人はそれ以上にエスと刑事と言う立場で……

作中に出てくる言葉を借りるなら、ほんと「ロミオとジュリエット」
やだなぁ、悲しいなリンクしちゃって、あれってハッピーエンドじゃないですもんね。ただあちらはお互いの気持ちを曝け出せただけましなのかもしれませんけど、この二人は……?

今回新たに登場した新しいキャラ、五堂と東明(もとあき)東明は宗近の腹違いの弟なのですが、もう一人、得体の知れない人物「五堂」……彼のの存在が今回この話を更に複雑かつ苦渋に満ちた物へ変化させているようです。

五堂の部屋にある片羽をもぎ取られた蝶の標本…
あれは一体何を意味するのだろうか

片羽をもぎ取られた蝶だからこそ、美しいのだと言う五堂
彼の心の闇、内に潜む恐ろしいまでの狂気
どうして彼はあんなふうになってしまったのか?
次回どのようにかかわってくるのか、なぞの部分も未だ多く残っている故に得体の知れない人物です。

「……私の大事な蝶も、あの男に片羽をもぎ取られてしまった。とても美しい蝶だったのに」

椎葉と宗近の関係深くかかわっている五堂ですが、彼に傷付けられたのは椎葉だけではないのですよね…。

警察官僚という立場であるからなのか、己の感情を露にせず常に冷静に見える篠塚ですが、この一言が今まで抱いてきた彼の苦悩や葛藤をつぶさに表しているように思えます。なんだかもう今回私このあたりも、涙なくしては読めなかったのです。

宗近の過去もかなりヘヴィーなものでしたね、それに絡む宗近の弟の東明も……登場人物たちそれぞれが本当にかなり重いものを背負っていて、すごく複雑、脇役たちもそれぞれインパクト強くて、だからって主役を食ってるかと言うとそうではなくて…主人公二人の関係に本当に深く深く絡んでくる、上手く言えないけど皆それぞれがしっかり身を持って、地に足着いてると言う感じ。

それぞれの思いが複雑すぎるくらい複雑だから、だから尚更きっとこのまますんなりなんて絶対にありえないんですよね。

あぁ、宗近…
こんな時にこんなところで怪我なんてして入院している場合じゃないよぉぉっ!
でも、これはあの時点で宗近が一番感じていた事なのかも。

誰か代わりに、椎葉を止めて…彼を助けて!!
見てられないから!

いや、それも然る事ながら、宗近も東明もさぁ…
なんて、書きたいことは沢山あるのですが、書ききれません、読んでいる最中でどれだけ悶え苦しんだか「萌え」と言うよりも、悶える(変な意味じゃなく)が近いのですよね、くくくぅぅぅ縲怩チて感じ(^^;)
台詞一つ一つ、椎葉や宗近の心中に凝る想い一つ一つ、読むたびに「あぁっ!」ってため息が漏れて、切なくて辛くて思わず本を抱きしめちゃったりとかして…(馬鹿…orz)

今回これを読んでいて、以前人に借りて読んだ「+(Plus)」ってタイトルの同人誌をふと思い出してしまったのですけど、あれも確かやくざ物で重いラストじゃありませんでした?(英田さんが書いたんじゃなかったのでしたっけ?合同誌…??←誰に聞いてんだ?)
最終巻は波乱どころかか狂宴の幕開けじゃないのだろうかと、本当に読むのが恐ろしいような気がしています…

あぁ……
神様
仏様
英田様!!(-人-)

多くを望みません、私、椎葉の笑顔が見たいのです、二人が納得し、笑って最後を迎えられるのであればそれでいいんです。
ハッピーエンドとは言わないまでも、少しでも皆の今ある苦悩や苦労が報われるラストでありますように…それだけは切に願わずにはいられません。

なんかもうこれを書きながら、感極まってまた涙なんて流してる私ってマジで莫迦ですな。ほんとこの話の感想は難しいわ、なんだかんだごちゃごちゃ言ってますが、それよりもこのシリーズ未読であるならば、まずは一作目から読んで見て下さい、重版もされたみたいですしね、と言う事で、まず最初から、見て、聴いて、触って、嗅いで、味わって…あなたの五感をフルに活用しあなた自身の身体で確かめてみる事をお勧めします(笑)

触って、嗅いで、味わって……

はっ!!
イカン、イカン
私ったら一体何を……

続きは秋ですか…
長いですね。

それにしても全プレ、本切らなきゃならないじゃないですか。
帯に応募券が付いている物だとばかり思ってたのに~
コピー不可だなんて(当たり前だけど)出版社さんって鬼畜!

嫌だ~きりたくない~

もう1冊買えって事ですか、もしやそれが狙い?^^;)

よくよく考えたらあらすじ書いてない、書けない難しい~
裏表紙から頂きましょうか…
エス竏苧溪・
エスー裂罅ー
bk1で見る→エスー裂罅ー

Comments:14

yuki。 06-03-02 (木) 13:52

こんにちわ。
早速「裂罅」読まれたのですね(*^_^*)。
「咬痕」CDも無事お聞きになられたようで、何よりです。
宗近役の小西さん、BLOOD+のハジもやっておられますよね。
最近ハマりっぱなしです。

宗近といえば……
>こんな時にこんなところで怪我なんてして入院している場合じゃないよぉぉっ!
ええ、ええ。全くでございます。
あの時点でワタシも、本に向かって叫びました。
立て! 立って追いかけろ! と。無理なんですけども。

最新刊が出たばかりで何ですが、次作が大変気になります。

Jura 06-03-02 (木) 14:06

yuki。さんこんにちは

>立て! 立って追いかけろ! と。無理なんですけども。

やっぱり思いましたか(笑)
なんかもう、こう本の両端ぎゅっと握り締めて

「行くな、行くんじゃない椎葉ぁぁぁぁぁぁ!!」って叫びそうでしたね

でも彼は「絶対また会いに来る」と言ってるので一番最悪な事にはならないだろうと信じてます…英田さん…(竏註l竏秩j

コメントありがとうございました、後ほどyuki。さん所にTB頂に参ります

ではでは!

あけみ 06-03-02 (木) 14:10

こんにちは、Juraさん。

私も『裂罅』にCD『咬痕』と、エス三昧です。

さて、ホントに次で完結するんですか縲怐Hって聞きたくなっちゃうくらい、いろんなこと満載で“つづく”になっちゃいましたよね。苦笑
椎葉は、どこに何をしに行くの縲怐Hが最大のナゾでしたが。

とにかく、椎葉と宗近が幸せになって欲しいというのが私の願いですが、聞き届けられるのでしょうか?
無理っぽい気がするのは、私だけでしょうか?

Jura 06-03-02 (木) 15:01

あけみさんこんにちは

ほんと次回で終わるのでしょうか、ここまで来るとこじんまりと纏まりすぎると納得できませんよ縲彌n
>椎葉は、どこに何をしに行くの縲怐Hが最大のナゾでしたが。

えぇっと…
やっぱ、それは、あそこにナニをしにいくのじゃないでしょうか
(ナニってなんじゃ!?)
だからそのあたりも考えるとすごく怖いのですよ縲彌n
どうなるの
どうなるの??
秋までなんて待てませんから!

コメント&TBありがとうございました
ではまた!!

櫻井サクラ 06-03-02 (木) 15:59

こんにちは、Juraさん。

私は絶対あの方の元に向かったものだと
はっきり書いちゃいまして・・・・・・
でも、そうですよね、合ってますよね?

ホントに宗近、寝てる場合じゃないよって・・・
代わりに鹿目に後をつけさせてやってください!って。

TB、コメントありがとうございました。
無精で出歩かないものですから、TBいつも助かります。
とても嬉しいです。感謝感謝!では、また。

Jura 06-03-02 (木) 16:05

サクラさんこんにちは
人様のBlogにTB引っ掛けに行くのは私の趣味です(ウソ…^^;)

>でも、そうですよね、合ってますよね?

本当のところは作者様しか判りませんが、そうとしか思えないですよね縲彌nあぁぁぁっ!うわぁ!!嫌だ縲怐i壊れてるのは私かもしれませんが…)

でも絶対また会いに来るって約束して出て行ったので帰ってきてくれる事を信じつつ次号を待ちます。

こちらこそいつもコメント&TBありがとうございます
ではでは!!

あすた 06-03-02 (木) 20:25

こんばんわ。
コメントTBありがとうございました。
「エス」に関しては語りたいことが多すぎる上に、今回こんなところで終わってて、感想書くの難しいな縲怩ニ思いつつも、このたぎる思いをどこかにぶつけねば!みたいにモンモンとしておりました。

続きが楽しみだけど、次で終わっちゃうんだと思うと、それも悲しいです。

Jura 06-03-02 (木) 20:37

あすたさんこんばんは
エスは確かにどう書いていいのか迷いますよね、好きな作品って本当にその好きを伝えるのが難しいです。

前作2作はその巻だけで終了してるような書き方もされていたので一作ずつ楽しめましたが、これだけは次への複線というか嫌な予感みたいな感じで、思わせぶりなところで終わってて

つづく…

の様なテロップが最後に出てきそうです。

続きも気になるけど、次で最後と思うと確かにそれもかなり悲しいですね。

秋月 06-03-04 (土) 9:58

Juraさん、こんにちは。
先日はコメント&TBありがとうございました。

エスは好きな作品なんですけど、やっぱりヘヴィなので、あんまり読み返してないんですよね、私。久しぶりに1巻を読み返してみました。椎葉が、すごく殺伐とした内面でした。こんなんだったか…と驚きました。「裂罅」で、宗近とすごく心の距離が近くなったというか、展開はイタいんですけど、心情としてはけっこう甘かったじゃないですか、ラブ。
宗近と出会って、すごく強く信頼して愛して、これで宗近を失ったりしたら、きっと椎葉壊れちゃうんだろうな…と思います。でもそれって、逆でもいえますよね…。宗近にも椎葉はすごく大事で。
そういう気持ちの上での強いつながりを、ここまでひしひしと伝えてこられる書き方、やっぱり英田さんは上手いんだなあと感じます。

すみません。なんか長くなってだらだらと。
次で最後というのは寂しい気もしますが、このテンションの話がもっと長く続くほうがはっきりいってツラいと思うので、4巻完結くらいでちょうどいいと思います。
ああ縲怐Aそれにしても秋ですね! 待ち遠しいです。

Jura 06-03-04 (土) 10:24

秋月さんこんにちは
今回、裂罅では二人の内にある相手への想いが満遍なく判る内容になっていた気がしました。
本当にこの二人はどちらかがどちらかを失うと、絶対だめになってしまいそうですよね、特に椎葉が宗近を失ったった時のダメージは強そうです。

このあたり「夜が蘇る」とちょっとリンクしてしまうんですよね、立場も警察官僚とヤクザで似ていましたし。
もしも椎葉が秋津と同じように宗近を失ってしまったら、喪失感は秋津以上じゃないかとさえ思います。
それが判るからこそ読んでいて不安にもなるのですが。

>4巻完結くらいでちょうどいいと思います。

そうですよね、終わるのはかなりさびしいですけど、これをこのテンションのまま続けるのは作り出す作者さんの方にもかなり負担が…。

二人にとってどういう状態で居るのが一番ベストなのか、色々考えちゃいますがそれは作者様に任せて。

秋…

確かに長いな縲彌nこちらこそいつもコメント&TBありがとうございます
ではでは!

匿名 06-03-09 (木) 13:27

TBして。
別の方の方にコメントを書いていたらPCがフリーズしてしまいー…
再度PCを立ち上げたら、JuraさんからTB来てました…
入れ違いですけど、コメントしますー

>少しでも皆の今ある苦悩や苦労が報われるラストでありますように…
ほんと、もう、椎葉は姉を殺されたところから始まって、安東に永倉、と。そして、宗近まで撃たれましたから。ほんと、楽にしてあげて欲しいと思います…

でも。
ハッピーエンドを願う反面、
どっぷり悲劇、となることとか、
例えば、ボーダーラインとか、水原さんの唐梅のつばら、のように、相手を失わずとも、新しく再スタートを切るというラスト、も望んでいたり…

宗近と椎葉って、ほんと、ヤクザも刑事も、絶対にやめることが出来ないと思います、私も。ならば、二人で逃避行縲怩ネんて軽い結末にもないだろうし、やめないで二人が一緒にいるには縲怩ネんて、いろいろと考えてると、この二人は果たして、ほんとにハッピーエンドを迎えることが出来るのだろうか縲怐@とも思ったり。

次で終わり、も寂しいですけど。
もう、苦しみ続ける椎葉を見続けるのも、辛かったり。
とりあえず、早く秋にならないかな縲怐@と思います縲彌n
CD、Juraさんに好印象だったようで、よかったです縲彌nでも、声優さんってほんっと、年齢や性格を問わず、沢山のキャラを演じてらっしゃるので、篠塚=コジローなんて、こともありますね縲怐@ちなみに。宗近役の小西さん、も、ポケモンに出てたりします縲怐@それも、モンスターだったかな縲彌n裂罅、も間違いなくCDになると思うので。
今から、楽しみですね縲鰀

Jura 06-03-09 (木) 13:42

名前が無いけど、たぶん凛さんだと思って答えます(笑)

> ―― 新しく再スタートを切るというラスト、も望んでいたり…

そうですね、おそらくそうなるのでは無いだろうか、と言う勝手な思い込みを今からしてます(笑)
ハッピーエンドとは違う形で決着が付いたとしても、私はあの二人が(もちろん自分自身もですが)納得できるならそれで良いのですよ。

英田さん自身は6冊くらいまで書きたかったみたいですし、それくらい続いて普通な内容である気もします、なので、だから尚更最終巻がどうなるか気になりますね。

>ならば、二人で逃避行縲怩ネんて軽い結末にもないだろうし、

むしろ、こんな展開はちょっと勘弁!(笑)

CDは思っていたほどの違和感が無かったのでかなり楽しまさせていただきました、その節はありがとうございます。無くならない内にお金許す限りちゃんと手に入れようとおもってたりもします(笑

それにしても裂罅、これは2枚組みくらい無いと足りませんよね
BLCD作る方も大変だなぁ…なんて人事。

こちらにもコメントありがとうございます。
お互い、秋まで大人しく待ちましょうvv

にゃんこ 06-03-24 (金) 20:11

Juraさん、こんばんは。

先日はコメントありがとうございました!
今頃レビューしちゃったよ…と思っていたので、とてもうれしかったです。
続編もレビューしたので、TBさせていただきました。

>少しでも皆の今ある苦悩や苦労が報われるラストでありますように
ですよねー。
安易にハッピーエンドにされても困りますが、救いのないバッドエンドでは納得いきません。
期待している分、不安が…。
はぁー、でもどんな展開にしろ、泣けること必死ですね。

Juraさんのレビュー、同感する点が満載でした。
私、思うことはたくさんあるのですが、結局上手くまとまりませんでしたよー(泣)
これからも楽しみに拝見させて頂きます!

Jura 06-03-26 (日) 2:51

にゃんこさんこんばんは
レス遅くなってごめんなさい

エス一気読みされたのですね、お疲れ様です(笑

>安易にハッピーエンドにされても困りますが、救いのないバッドエンドでは納得いきません。
期待している分、不安が…。

そうなんですよね、期待が大きい分どのように物語が動くかとても気になってそれで不安も大きいです。
バッドエンドはちょっと勘弁、特にどっちかが死んだり…なんてのはもってのほかです、でもまぁ納得の行く終わり方であれば大体の覚悟は出来てます(笑

続き早く出て欲しいですね
TB&コメントありがとうございました

ではでは!

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エス-裂罅-【英田サキ/illust 奈良千春】 from 詞の音
trackback from BLな毎日 06-03-02 (木) 14:11

エス 裂罅

エス 裂罅(れっか)英田 サキ 奈良 千春 大洋図書 2006-02-25by G-Tools
来ました縲怐I 即読みました。( -。-) =3 フ縲怐@
重かったぁ…。1作1作、どんどん重くなって行ってませんか?
そして、椎葉も泣き虫になっていってますよね?

続けて3件の密造銃が見つかると…

trackback from neige essai 06-03-02 (木) 14:47

エス 裂罅/英田 サキ

エス 裂罅(れっか)英田 サキ 著SHYノベルス2006/02/25 発売大物ヤクザでありながら椎葉のエスである宗近。宗近に特別な感情を持っていることを意識しつつも、刑事というポジションを選んだ椎葉。互いを想いながら…

trackback from MOUSOBI@ボーイズラブダイアリー 06-03-02 (木) 20:34

エス 裂罅(れっか)

うーむ、どうしましょう。
書きたいことは色々あるのですが、「続く」になっているので、間単にまとめる程度にしておきます。

「エス 裂罅(れっか)」
英田サキ
シャイノベルズ
エス 裂罅(れっか)

裂罅って、絶対書けないし、読めませんでした。
シリーズ3作目。

trackback from 月と凌霄花 06-03-04 (土) 9:48

『エス 裂罅(れっか)』

エス 裂罅(れっか)

 英田サキ/奈良千春
  大洋図書シャイノベルス 2006.02

「俺は傷ついてもいい。
 お前になら殺されてもいい。
 だから、終わりだなんていうな。俺は絶対に認めない。
 お前は俺のものなんだ……、俺のエスだ……っ」

「エス」シリーズは秋頃発売の次巻で完結予定。完結記念には小冊子応募者全員サービスがあるそうで、この三冊目巻末についている応募券が必要。
秋。長いですが、それまで三冊を読み返して楽しみに待つことにします。

八年前、姉の由香里が暴力団の抗争に巻き込まれ、前任のエスだった安東が一年前に、そして半年前には同僚の刑事だった永倉が、皆、拳銃によってその命を奪われた。組対五課の刑事である椎葉昌紀は、自分の身近の者達を奪う拳銃を憎み、エスを使った捜査に全力を投じていた。現在のエスである松倉組の若頭補佐で、現組長の腹違いの兄である宗近奎吾との間に特別な感情を育てつつも、決して愛さないという誓いを頑なに守り続けている。
そんな頃、都内で出回っている密造銃の捜査をするうちに椎葉はクロという名の危険な男と知り合う。クロは椎葉を気に入ったと言い、密造銃に関する情報を提供する代わりにつきあって欲しいと言う。ヤク中の戯言と取り合わない椎葉だが、捜査が進むにつれて事態は楽観できない方向へと、勢いをつけて流れ出す。抗うことのできない奔流に飲まれるように、椎葉は今、己が成すべきことと真剣に向き合うときがきたのを感じていた…。

待望の「エス」三巻は、怒涛の展開を見せます。永倉の件でトップを失った一鴻会と対立組織である矢上組の小競り合いから発生した膠着状態を打破したのは、新興勢力である五堂組が関与したことによってだった。組長である切れ者の五堂能成(たかなり)に関する新たな情報を得た椎葉は、その事実が示唆するものに驚愕する。渡月組組員の撃った流れ弾によって亡くなった姉の死に、五堂が直接的に関わっているかもしれないという。逸る気持ちを抑え切れず、椎葉は心配する宗近や篠塚の諫めを振り切るようにがむしゃらに捜査を進めようとする。しかし、拳銃によって奪われた命への悔恨と固執とが、椎葉から冷静さを欠き、彼は敵の術中にはまってしまう。

本作では新たな人物が数人、いずれも重要な役どころとして登場します。まず、正体不明の怪しい男・クロ。過去に宗近と何らかの因縁がありそうな、冷酷で危険な男・五堂。そして、BLとしては珍しいですが、女性キャラもキーパーソンとなりそうな予感をもって登場します。この辺りが、単なるBL作品として終わりそうにないこのシリーズの強みでしょうか。
ますます「エス」が本領発揮してきたという感触です。硬質な警察&ヤクザ小説を読んでいるような期待感が、否応なく高まっていきます。秋月はハードボイルドな話がとても好きなので、目まぐるしく与えられては意味ありげにはためいていく情報や、実態をつかませない敵の臭いに手に汗握って読みました。この本を買ったはいいけど家に帰るまで待ちきれず、書店の横のベンチコーナで読了してしまったほどです(笑) その期待は裏切られませんでした。ますます混迷していく事態に、イッパイイッパイになりながらも、もだえ死ぬんじゃないかと思うほど萌えました。思うに、BLではなく普通の警察&ヤクザ小説としてこの作品があったとして、その場合は椎葉と宗近の間には肉体関係ではない何らかの取引が必要となるわけですが、ぜったいそれでも萌えると思いました。話が脱線してしまいました。

とてもギリギリのところで生きている椎葉を見ると、安易に肩の力を抜けと言ってやることもできない気がする。常に自分を律し、片肘に力を込めて踏ん張ることが、彼の生きていられるラインだという気がするから。椎葉は拳銃に対して人並みはずれた憎悪を抱いている。椎葉は怒りを、拳銃摘発のため日夜職務に励む原動力としている。しかしそれは、彼の周囲から尊い人命を奪った凶器に対する憎悪というだけに留まらないような気がする。拳銃への怒り、何もできない非力な己への怒り、保身と防衛に走り、正義を貫くことが困難な警察組織への怒り。全ての怒りが彼の身内で激しく燃え上がり、そして何とも定かではない焦燥と飢餓感を強く意識させている。
椎葉がその怒りを、焦燥を、飢餓を、拠り所としているうちはいい。けれど、もしもそれらが根底から崩れ去ってしまったらどうなってしまう。椎葉自身も薄々と感じている己の弱さ。宗近への口には出せない愛情。自らを厳しく律しようとするプライドの高さ。本作は、様々なエピソードが一連の流れとなって椎葉を、もちろん宗近も飲み込んでいきました。愛するといったら語弊があるかもしれない、しかし間違いなく彼にとって大きな意味をもつ大切な相手を失ってきた椎葉は、もうずっとギリギリのところで踏ん張っているという感じがする。だから、もしも今度、愛しているものを失ってしまったら、彼の寂しく弱い本質は簡単に壊れてしまうかもしれない。

椎葉は、大物ヤクザである宗近をエスという役目に縛り付けることに危険を感じ、また宗近も自分にからみつく柵(しがらみ)によって椎葉を危険にさらしてしまうことを恐れる。椎葉を傷つけることを恐れる宗近は、椎葉にエス登録の抹消を進言するが、宗近を失うことのできない椎葉はそれをはねつける。冒頭に引用したセリフは椎葉のものですが、椎葉にとって宗近はとてもとても、大切な存在となっていたのです。
今回、ラスト近くで宗近が何者かに狙撃されるという事件が起こってしまい、互いの危惧は現実のものとして急速に二人の前に立ちはだかろうとする。宗近のケガは命に別状ないものだったが、その事件は確かに何かを引き起こした。まるで、引き金を引くように、何か楔のようなものを打ち込んでしまったわけです。
思いがけず椎葉と宗近の仲は緊密となり、互いに、言葉にこそしないものの愛し合っていると確証をもっているだろう。それでも、言えない。互いの抱える事情を、明かし合いはしたものの、完全に預け合ってはしまえない。宗近の過去を聞いた椎葉は、やっとこれで本当に宗近を自分のものした、と感じたのかもしれない。思えば、最初から椎葉は宗近を自分のものだと言い切った。宗近にとっては、いつしか椎葉は自分のものであり、宗近自身もまた椎葉のものだという自覚があったと思う。しかし、椎葉は宗近を己のものと宣言しながら、自分が宗近のものだとは言えなかった。言い切ってしまうには、彼には色々なものが絡みつき過ぎている。何か重要な決心を胸にひとり夜の街へと駆け出していった椎葉が、いったい何を振り切るつもりなのか、知るのは怖いようでもある。

私なりに考えてみると、椎葉は特に強く匂わせたようでもなかったが、死に場所を求めているような気がしてならない。屈辱や羞恥によって衝動的に見舞われる、宗近に殺されたいという思い、自分で自分を殺したいという破滅的な欲望。あまりにも余裕がなさすぎて、自分で自分を許すことも甘やかすこともできない。ふと、客観的に見れば、椎葉はこんなにも周囲から愛されているのに。宗近はもちろん、義兄の篠塚にも、上司である高崎にも、数少ない友人の井野瀬にも、嫉妬と羨望混じりの同僚からもひょっとして、周囲は皆、あんなに椎葉を心配し愛しているのに。
篠塚は、作者があとがきで言うように複雑なんですけどね。わかりにくい。でも、「片羽の蝶」は椎葉を指しているんじゃないかと思う。安易に、片羽をもがれて傷ついた姿を椎葉に喩えたわけじゃなく、両方の羽が揃った蝶が、きっと由香里と椎葉の姉弟だったんじゃないかと。姉と弟を、家族として懐深く愛していたんじゃないかなあ、と。
椎葉が気づけばいいと思う。死んだ人たちの無念や怨念に取り込まれてしまわないうちに、早く自分は生きていることに気づけはいい。宗近が、確執のある弟に向けて「だが東明は過去の存在じゃない」と苦く吐き出したように。過去の事件を振り払うのはいい、だが自分は過去に生きているわけではないのだと。
死に場所を求めているのかもしれない、と書いたが、そうではないことを祈っている。椎葉は宗近のもとから去る際、確かにはっきりと、彼自身の言葉を紡ぎだしたから。「俺はひとりじゃない」と、「必ず俺が会いに来るから」と約束したから。
これだけ、気を引く終わり方をしてくれたわけですから、完結巻はちょっとやそっとの展開じゃ驚きませんし、納得もしませんよ、英田先生(笑)

と、ここまで書いてみるとかなりシリアス&ハード(ボイルド)の側面を強調してしまいましたが、遊びの部分が全くないわけではない。といっても、一見して遊び心だと微笑ましく思えるような気安さはないのですが。主役二人の結びつきの深まりとともに、周囲のキャラの描写もまた思わせぶりに書き込まれていますので、あちこちで萌えられるかもしれません。秋月は、鹿目の宗近への忠誠とか、篠塚&浅川の友情とか、そういう部分を想像して楽しむことにします。
最後にひとつ付け加えておくと、やっぱり英田さん。言葉責め(ある意味)は健在でした。

椎葉はタクシーの後部座席で、目を閉じて考えた。

どうする。
今、自分が一番に成したいことはなんだ。
成さなければならないことはなんだ。
明日、この命が尽きるとしたら何をしたい。何がしたい。

自分自身に問いかけてみる。

聞くまでもなかった。
椎葉の中で、答えは最初から決まっていた。

trackback from my lovers@boyslove side 06-03-09 (木) 12:26

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フー、時間がないのに、寝る間を惜しんで隱€

trackback from 腐女子の漫画・小説・アニメのオタク感想文::青 06-05-02 (火) 23:44

[+] 英田サキ「エス-裂罅(れっか)-」

シャイノベルズの英田サキさんの「エス-裂罅(れっか)-」です。イラストは奈良千春さんです。 【 あらすじ 】 明日、この命が尽きるとしたら何をしたい? 何がしたい? 警視庁組織犯罪対策第五課、通称「組対五課」の刑事である椎葉は、拳銃の密売情報を得る、言わば拳銃押収のスペシャリストだ。 その捜査方法は…

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