- 2006-10-24 (火) 0:02
- BL小説(作家名・た行) | 月上ひなこ
初 月上作品です。
これの他にもう1冊もっているのですが、兄弟モノ(義兄弟??)にはなんとなく食指沸かず、ユギさん挿絵だということと、文庫本の方が電車の中で読みやすいだろうってことでこちらを先に読破しました。
文庫サイズだと挿絵に妖しいのがあってもハガキとかで隠しやすいんですよね(笑)まぁ幻冬舎のルチル文庫は今まで読んだ限りだとさほど濃くも無いので助かってます^^;)
いいよなぁこのイラストが色っぽくって秋っぽい、そういうのも選んだ理由のひとつだったり。
表紙の二人の雰囲気でもお気づきでしょうが、受30歳攻22歳の年下攻めモノです。
過去にわけアリな二人の再会と再出発の物語とでも言いましょうか。
一言で言うとそんな感じです。
日比野祐一は『麻生祐一』と雅号をもつ今注目株の友禅作家。まだ30歳と言う若さの彼がこの世界で注目を集めているのは彼の作品を気に入った有名女優がいろいろな場所で彼の作品を宣伝してくれたからに他ならなわけですが、そのおかげで、今では先の先まで注文がいっぱいでさばききれず断っている程の人気友禅作家としてもてはやされているのです。それでも噂を聞きつけて祐一に描いて欲しいと頼みに来る客は途絶えないのですよね。
ある日その祐一の元にホステスと言う雰囲気の女性が着物を作ってくれとやって来るのです。
祐一ははじめ予約がいっぱいなので新規のお客さんの注文は受けないと断るのですが、彼女の連れの男が店に様子を見に来たことで事態は変ります。
ホスト然としたその男の顔を見て愕然とする祐一
その男は紛れも無く6年前に祐一が捨てた年下の恋人の久生暁也(くりゅう あきなり)その人でした。
この二人ね、一度別れて正解だったかもよ、だって…
6年前の暁也と祐一、恋人同士で二人とも真剣に付き合ってた……とかいわれても全然ピンと来ないんだもん、しっくり来ないって言うか、なんていうか。なんだろうなこの不自然さ……。
そりゃぁわかれる時は辛かったでしょう身を切られるほどの決断を祐一がしたのでしょう、しかしねなんかやっぱり無理がある。
だって、暁也高校一年生の未成年、何かあったら自分で責任取れないもん、とばっちりは必ず祐一に行く、そう思う。
祐一が暁也に別れを切り出したのは暁也の母親が祐一の所に来て「息子の将来を本当に考えるなら分かれてください」と頼みに来たからに他ならないのですが、暁也は一方的に別れを切り出されたということに固執するあまり、その時自分の母親が息子のこと、また二人のことをどんな風に見ていたかなんて考える余裕なんて一切無かったわけですよ、ガキだから……。
だから祐一が自分を傷つけるような言い方をして別れを切り出した本当の理由になど気付くはずも無いわけです。
暁也を傷つけるような分かれ方をしたのは祐一のせめてもの優しさ、こんな自分の事など早く忘れられるように、本当に似合いの相手を見つけられるように……そう思いたい。
……ハッ( ̄□ ̄;)
わたしったら、今回、何真面目に語ってんだ。
少しずつ真実が明かされていくたびに、暁也は驚きの事実を色々祐一の口から聞かされるのですが、祐一…まあ、そこまで来るとすごいね、暁也のこと本当に好きだったんだねぇ。
しかし、晃大きくなってひょんな事から本当のことを知ったりしたらどうなるんだろうか……
なんて余計なことも心配してみたり。
でも、あれかな、祐一と暁也の二人がうまく行ってて、二人が幸せならそんな二人の元で育った晃なら大丈夫かな。
晃が親思いの優しい子に育ったのはきっと祐一の愛情がちゃんと伝わっていたからだろうから。
『俺と祐一と晃の三人で家族なんだよ』
暁也の言ったこの言葉通りに、これから先はずっとみんなが穏やかな気持ちで生活できればと、そう願わずにいられません。
君が誰の隣にいても (幻冬舎ルチル文庫)
著者/訳者:月上 ひなこ
出版社:幻冬舎コミックス( 2005-11-15 )
定価:¥ 540
文庫
ISBN-10 : 4344806689
ISBN-13 : 9784344806689
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Comments:2
- 櫻井サクラ 06-10-24 (火) 10:43
-
こんにちは、Juraさん。
お久しぶり・・・かな?この作品、友禅作家シリーズなんだそうで
「そこに愛はあるのか」に続き、11月に健二×晃編が発売ですよ!
何気にこのコメントを書くために幻冬舎さんのHPに寄り道してみたら、情報がアップされてました!ビックリ!!なんというタイミング・・・
購入を迷ってたのですが、コレは買わねば!と。では、また!
- Jura 06-10-24 (火) 19:40
-
サクラさんこんばんは縲彌nお久しぶりですかね?(笑)
この作品はシリーズモノなんですか縲彌n「そこに愛はあるのか」の方はこの作品とはさほどリンクしていないのかな??
>11月に健二×晃編が発売ですよ!
えっ!!け、健二x晃!!!!( ̄□ ̄;)
なんだかものすごい驚愕の事実を聞かされて脱力してます(笑)
しょ、ショタ…?(な、わけねーよ!)
二人の父のあいだで育ったからって、き、君まで…君まで……おばちゃん哀しいよ(ノД`)
しかも相手健二かよ縲彌nいや、健二だからって悪いわけではのだけれど……なんかこう…やっぱりやっぱり哀しいよ(笑)
美味しい情報ありがとうございました縲彌n
ではでは!!
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- trackback from 櫻井サクラの日々徒然・BL編 06-10-24 (火) 10:29
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君が誰の隣りにいても(月上 ひなこ/山田 ユギ)
佑一と暁也、晃の三人家族・・・・・・きっと二人の愛情をたくさん受けて育った晃が本当のことを知ってもちゃんとわかってくれるだろう気がします。そんなことを考えさせてくれる幸せなラストですよ。最後のHシーンでは変に初々しくない、6年前に吹っ飛んじゃった二人が何と..
- trackback from ゲイ&腐男子のBL読書ブログ 06-11-28 (火) 21:33
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『君が誰の隣にいても』/月上ひなこ(山田ユギ)
ここんところ、少し悲しい読書が続いていました。
例・1:『「縲怐vとAは思った』という文があったが、
どう考えてもAの主格が間違っている。
例・2:「納得できないんだ」と著者は書いたのであろう文が、
「納得できなんだ」と時代劇のようになっていた。ある程度の誤字脱字は致し方ないとしても、
会話文に関する箇所でミスがあると萎えてしまいます。
「できなんだ」は大学生ものだったので余計に…
自分も誤字脱字に気をつけねばなぁ…と思いました。そんな中、唯一面白かったのがこの作品でした。
いつもよりネタバレ多めですが、以下ご紹介です。





