- 2006-11-08 (水) 16:32
- BL小説(作家名・か行)
わー気がつけば早、11月も3分の1くらい過ぎてしまった~!!
自分のところのサイト更新作業をしていると、こっちがおろそかになってしまい…そうして未読本やら感想を書いてない本がどんどこ溜まってゆくのです。
とりあえず次は昨日届いた「エス-残光-」読みたいな、それにしてもアマ○ン配送遅いよ、何のための予約だったのか……^^;)
金丸さんの作品を読むのは確かこれが初めてです、あれ…?
気付けばユギさん挿絵作品3連荘、ただいま山田ユギ挿絵祭り絶賛実施中vv
……と言うわけではありません、たまたま感想を書いた作品の挿絵が連続でユギさんだっただけ(笑)
あ、よくよく考えてみれば年下攻めもの3連荘でもありました(笑)意識して選んだわけでもないのに不思議だね~
藤代弓彦(ふじしろゆみひこ)と高品広瀬(たかしな ひろせ)二人の出会いは弓彦が12歳、広瀬が9歳の頃。
二人ともお互いに家庭環境にどこか複雑な物を抱えてて、弓彦は叔父と広瀬は遠縁の旅館に預けられて母親と離れて暮らしてたのです。
何処と無く似通った境遇にある二人が仲良くなるのに、それほど時間はかからなかった。
広瀬は自分の預け先よりも弓彦が叔父と暮らすアパートにいることの方が多いくらい弓彦のことを慕っていた
そんな風に仲の良かった二人ですが、ある日弓彦のついた小さな嘘が引き金となり、二人の間にある歯車は少しずつ、少しずつ狂っていき、結局は傷つけ合ったまま離れ離れになってしまうのですが……。
なんていうか一言で言うと、身勝手な大人たちのエゴと愛憎に振り回されてしまった未成熟な少年達の青い春(…ってなんじゃそりゃ!!)
私この話ちょっと苦手かもしれない、この方の書く作品がどうとか言う訳ではなくて素の自分にもどりやすい作品って言うか。
終始一貫フィクションと言う意識から抜けることなく読めればさほど苦にならない物が、途中で妙にリアルな部分を感じてしまい意識がスッと冷めてしまう……そんな感覚。
木原音瀬さんや、榎田尤利さんの作品なんかで私が良く陥るトラップなんですが、この作品でも僅かになりかけた。
登場人物の設定年齢が両方とも低いからかもしれないなぁこの作品の場合。
もちろん、別れたまま話が終わるわけではなく、この後二人は再び同じ町で再開します。
別れてから6年の月日が経っていて、弓彦は20歳、広瀬は17歳になっていました。
別れる前は小学生だった広瀬はいつの間にか自分よりもずっと体格のいい青年になり弓彦は一緒に暮らしていた叔父との生活に終止符を打っていて1人っきりで暮らしていたりもして、お互いすっかり変っていたのですね縲怐B
別れる前から興味本位で未熟ながら性的な欲求をお互いに満たしていた二人だったりしたのですが、あなた…再開して即効ですか!
見た目は大人の雰囲気を漂わせている広瀬もまだまだ17歳。
中身はてんで子供で、そのギャップが微笑ましくもあり、またイラつきの原因にもなり…^^;)
ラスト辺りでわかる弓彦の出生の秘密がかなり衝撃的でしたね。
まぁ読んでいく過程である程度の予想はついてはいたけれど、まさかそう来るとは思いもよらなかったです。
何が納得行かなかったかってそれはやっぱり弓彦の両親の取った行動、あまりにも身勝手すぎて許すことが出来ないのですよ縲怐B
それにしても弓彦、叔父が出て行った後、同じアパートの部屋に1人で暮らしていたようですが、未成年でそれ、許されるのでしょうか??
生活はどうやって賄っていたの?売りしてたみたいなこと書いてあるけど……どうもその辺り曖昧で負に落ちないです。
とりあえずは上手くまとめてあってハッピーエンドになってはいるけれど、だからって全てを楽観視出来ないって言うか……これからもきっと色々あるでしょうね、まだ若い二人だから。
弓彦の母が産んだ子供、つまりは弓彦にとっては父親違いの妹に当たるわけですが、一見幸せな家庭に育っていくように見えるこの子も実は相当複雑な家庭環境に育っていくわけで……本当のことを知ったときにも彼女の苦悩ができるだけ少なくて済むように祈りたい気持ちにもなってしまい。
……なんて別の人間達の心配までしちゃいました(^^;)
今度読むときがあれば、出来るだけ低年齢層の話とシリアス系統の話は避けて読んでみたいと思います(苦笑)
初体験ノスタルジア (コバルト文庫)
著者/訳者:金丸 マキ
出版社:集英社( 2005-06-01 )
定価:¥ 480
文庫
ISBN-10 : 4086006030
ISBN-13 : 9784086006033
それにしてもあれだねぇ
私が中高校生くらいの頃にもコバルト文庫ってあったけども、当時はBL部門なんてありませんでしたよ……それが今じゃすっかりすれちゃって……いいのかこれ、小学生間違って買わないのか!?
対象年齢は低いのだろうけど、どう考えても小学生が読むのにふさわしいとは思えないってか、読んで欲しくないですよ。もっと判りやすく差別化してくださいよ、いやん、だわ~
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Comments:3
- 秋 06-11-09 (木) 20:38
-
こんばんは。
シリアス系は苦手とのことですが、実は私、自分のPCで細々とその手の話を書いています(笑)それも誕生から21歳くらいまで。(まるでどこぞの古典文学)。どっぷり不幸な結末が待っています。
もう、どうしようもないほど自分の趣味に走った、これ、私以外は楽しくないよという小説です縲怐Bしかも設定に凝ったSFだったりして・・・フランク・ハーバートの「デューン砂の惑星」を読んだ影響はあるかも。でもHはしっかりBLしてますが、子供時代のH描写があって、かなりやばい物に・・・
一体どんな話なんだって感じですが、↑のアウトラインを読んでいて、ふと、自分の小説を思い出しました。
現在、営々として執筆中ですが、ENDは全く見えません。辻褄のあわない部分や変な文章を見つけると、速攻で手直しをするためです。終わらせることができる小説家って、偉大だと思います!!
今日は、作品と関係の薄いことを書いて、ごめんなさいでした。 - 秋 06-11-09 (木) 21:02
-
今日はしつこく書きますが、嫌わないでね(曝)
コバルト文庫からでてるとは吃驚!です。時代は変った。小学生、買うかも知れませんねー。
私の小学生の時は、初めてポルノ小説を叔父さんの本棚で見つけて耽読し、母の主婦の○で夜の生活相談を盗み読みしました。勿論、内容なんてちんぷんかんぷんな言葉の羅列で少ししか分からない。そういう時に限って、広辞苑を使えないんですよね。
でもケッセルの「昼顔」やモラヴィアの「無関心な人びと」ラディケの「肉体の悪魔」を愉しむ様になったのは、20代も半ばを過ぎてから。やはり、色々と考える時期を経て、経験や思考を積まないと覗いちゃいけない世界はあると思います。きちんと理解できないうえ、変な好奇心でおかしくなるか、頭でっかちになりそう。
私も、年齢を待って、BL小説へどうぞと言いたいです。 - Jura 06-11-10 (金) 19:42
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秋さん、こんばんは縲彌nシリアスが苦手……うーんシリアスモノでも何の苦も無く読めちゃうこともあるので、シリアスモノが苦手と言うよりも、このお話の雰囲気が苦手だったという方が正しいかもしれません^^;)
秋さんも小説を書かれる方なのですね。
話の内容がBLモノに限られていなくても読んだお話に影響を受けるって言うのわかる気がします。
しかし、ENDの見えないお話ってそれはそれですごい事のような気が……
書き続けるって気力いりませんか?(笑)でも読み直すたびに書き直したくなる部分が出るってありますよね、本当の意味で話を終わらせるのってとても難しいことかもしれませんよ。
コバルト文庫……
そうなんですよ縲廝L部門(?)っていつから出来たのかしら?
小学館のパレット文庫と似たような雰囲気で、対象年齢低そうですから小学生買うだろうな縲彌nたまに母親と一緒に見ているところを目にしたりして、ちょっとちょっとお母さん!!とか言いたくなったり(笑、いや笑い事じゃないのですけど^^;)本当ならどう見ても18禁だろ、って言うような内容の話も普通に本屋さんで買えちゃうところがちょっとおかしな所…これは、BLモノに限りませんけどね。
私も気をつけなきゃ…。
コメントありがとうございました縲彌n記事に関係なくても全然OKですvv
ではまた!!
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